九州旅行2008(2008/01/01)


 1/1から1/5まで九州小旅行を決行しました。目的は元地元(宮崎県延岡市)で高校の同窓会と別府の祖母との酒の酌み交わしです。


六甲フェリーのりば サンフラワーフェリー

 今回の旅行は一人旅。観光の予定も組まずふらりと一人旅をするのは久しぶりです。こういうときこそ自分の思い通りに旅を組むものです。
 今回の移動手段はフェリー。関西汽船のサンフラワーフェリーを選びました。このフェリーは一度乗って見たかった。九州、四国、関西を結ぶこのフェリーは小さい頃から憧れの的でした。その名のごとく太陽をモチーフとしたデザインは子供の頃とても立派に見えて中は一体どんな感じなのだろうと想像を廻らしたものです。
 出発は夜20:00六甲にあるダイヤモンドフェリー乗り場からです。停泊している姿は子供の頃に見たものと変わりはありません。

ロビー カフェテリア

 中に入ると広いロビーが広がっています。受付で自分の部屋を確認して入室を済ませます。軽くベッドメイクしてロビー横のカフェテリアに移動です。船で食事するのは初めてだったのでわくわくします。元旦というのに結構多くの人が利用するんだなぁという感想。程なく食堂もほぼ一杯になってきました。


ディナー

 「この人なんで食べ物の写真を撮っているの??」というような隣の人の視線を感じながらも今晩のディナーを激写。ラーメンの写真撮りでそんな視線は慣れっこです。今晩のメニューは地鶏の炭火焼、麻婆茄子、卯の花、ご飯に決定。メイン2種と豪勢??に選びました。やはり九州といえば鹿児島や宮崎の地鶏炭火焼は有名ですね。噛み応えは抜群で味はジューシー、炭の香りが食欲を引き立てます。とても美味しくいただきました。
 食後は銭湯で汗を流します。銭湯から眺める明石海峡大橋はとてもきれいでしたね。その後はベッドでゆっくりと昨年の振り返り・反省と今年の目標を決めました。なにせ明日の朝までじっくりと一人の時間を使えましたから。


JR大分駅 レッドエクスプレス・にちりん

   翌朝は6時に到着!!連絡バスで大分駅まで直行です。
大分駅は何年ぶりだろう?確かこのあたりに地鶏ラーメン なる美味いラーメンを食わせる店があると聞いた事があるのだけれど・・・・。元旦の日の出前の時間に開いているわけ無いはずなので、あっさりあきらめて駅にあるパン屋さんで朝ごはんを調達、列車を待ちます。これから高校時代までの地元宮崎県延岡市に移動です。
 レッドエクスプレスなる真っ赤な特急にちりんは現在では宮崎〜大分の間しか乗車できないようです。この姿を見るとノスタルジーを覚えます。

JR延岡駅

   午前中の内に延岡市へ到着です。夕方からは同窓会がありますが、時間はたっぷりあります。親友のあんちゃんにナビゲートしてもらい最近の延岡市をめぐってみました。
 延岡市は現在約13万人の都市で旭化成やチキン南蛮発祥の地として知られています。チキン南蛮はまんぼーの大好物。作り方は簡単。鶏肉に細かく挽いたパン粉をまぶし、から揚げの要領で揚げます。そして、揚げたてをチキン南蛮のたれに漬け込むだけ。甘酸っぱいタレが食欲をそそります。極めつけはタルタルソース。まんぼー版、美味しいタルタルソースは玉葱のみじん切りを炒めてマヨネーズとケチャップを1:1で混ぜ合わせるだけ。お好みで比率は変えてください。マヨのまろやかさとケチャップの酸味、炒めた玉葱の甘みが絶妙にマッチしてチキン南蛮を引き立てますよ。
宮崎・元祖おぐら チキン南蛮 宮崎
【これが元祖の味!地元民ならみんな使っているチキン南蛮の素で・..


アスリートタウン アスリートタウン2

   話はもどって、延岡駅の前にはアスリートタウンと書いてある看板があります。延岡観光ガイドによれば「1932年ロスアンゼルスオリンピック大会から2004年のアテネ大会までに出場した、延岡市ゆかりのオリンピック・パラリンピック選手39名の実物大の手形・足形が設置されています。」とのこと。39名とは結構多いのかな?


ココレッタ延岡 今山大師

   延岡駅から歩いて5分ほど商店街を通ってゆくと、新名所「ココレッタ延岡」があります。まぁお洒落で都会的な雰囲気です。地域活性化のシンボル的存在のようで、地元の熱い想いが伝わってきそうです。
 そして元祖名所の今山大師です。ココレッタ横の通りを入ってゆくと登り口が見えてきます。登り口なので、そこからは坂と階段を登ってゆきます。10分ほど登って今山八幡宮を通過するとそこにはこの写真の階段が現れます。この階段を登ってお寺を参拝します。今山大師は弘法大師(空海)をお祀りしたお寺です。


今山大師 長嶋茂雄監督植樹

   何が名所といいますと、この弘法大師像です。高さ17mもある大きな像は日本一だとか。毎年4月中旬に行われる今山大師祭には約20万人もの人が参拝に訪れるそうです。弘法大師のお足元にこんなものを見つけました。「東京読売巨人軍長嶋茂雄監督植樹??」どうやら長島監督はここで優勝記念の植樹を行ったようです。しかし残念ながら植樹の木はなぜか既になくなっていました。


五ヶ瀬川 旭化成の大煙突

   街には大きな川が2本流れています。五ヶ瀬川と大瀬川です。大瀬川は五ヶ瀬川の支流で二つの川の中州が中央通りという市の中心部になっています。この五ヶ瀬川は鮎が有名。10月ごろになると鮎やなが設置され旬の鮎が味わえます。これがまた絶品!!また、鮎にちなんだおみやげといえば、日向の国虎屋の「鮎やな餅」。清流を泳ぐ鮎をイメージした薄皮で包まれた餅ですが、この餅にケシの実がまぶされていて香ばし風味がたまりません。これはお勧めです。
 そして旭化成の大煙突は延岡市のシンボル的存在ですね。旭化成とともにある街といったところです。都会の煩雑な生活に疲れたらこの自然と調和した延岡市にふらりと旅をしてみてはいかがですか?癒されますよ。


別府駅 手湯

   楽しい同窓会も終了し、次の日は再びにちりんに乗って別府へ移動です。これまた久しぶりの別府駅はかなり整備されていて綺麗になっていました。モニュメントや手湯などがあり、思わず記念写真を撮ってしまいます。足湯は良く聞きますが、手湯は初めてですねぇ。ここは昔に比べてやや活気が戻ってきている感じです。


別府観光港 別府湾

   夜は祖母と久保田を酌み交わしいろいろと話をしました。膝が悪く歩くのに苦労しているようですが、冷酒をキューと飲み干す姿を見るとまだまだ健康そうです。今は引退していますが、長年の食堂経営で鍛えた眼力で心理を読み取り、ずばずばと指摘します。いやいや参りましたね。食堂の名物だった、ばあちゃんの絶品カレーレシピを聞いてきました。ばあちゃんが元気なうちに聞いておかないと絶対後悔するなと常々思っていたので、今回は忘れずに聞けて本当に良かったです。このカレーはどこのカレー屋にも無い味ですので研究して完成させたいと思います。完成したらHPで紹介したいなぁ。
 翌日は九州とおさらば。親父とお袋と甥っ子に見送られながら別府港を後にしたのでありました。本当に盛りだくさんで楽しい旅行でした。


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