来来亭 野洲本店(2008/04/11)

 転勤のどたばたで報告が遅くなってしまいましたが、滋賀での最後のラーメン食べ歩き情報は来来亭 野洲本店です。
 店舗数、売り上げ(118店舗、売り上げ100億円)から判断して、滋賀を代表するラーメン屋といっていいでしょう。


来来亭 野洲本店

 平日の夜10時を過ぎてもなお行列になっているお店はそう多くはありません。来来亭の本店だけあってここは大賑わいでした。10分ほど待ってようやく入店。元気な「いらっしゃいませ〜」が店内のあちこちから聞こえます。老若男女、独り者やカップルはカウンターに、ファミリーや団体は座敷でラーメンをすすっています。


メニュー

 メニューはこんな感じです。ラーメンはあっさりとこってりのしょうゆ。味噌もあります。お店のお勧めは一日30食限定の葱ラーメン。九条ネギをふんだんに盛り付けた逸品です。夏は冷麺もあるようです。
 そういえば来来亭の外は黄色一色、中に入ると真っ青のカウンターでどの店舗も統一されています。オーナーの趣味でしょうか。青いカウンターはあまり見たことはありませんね。


こだわり

 来来亭の特徴の一つはこれ。お客の好みに応じて提供するところです。このセミカスタムメード感覚がお客をとりこにするようです。一番下には最近のラーメン屋にお決まりのような一言が・・・。しかし、本当に情熱がなくなったら衰退してしまいます。そんなラーメン屋はごまんとあります。
 今回は定番のしょうゆこってりで麺固め、葱多目でオーダー。
 店員は丁寧な対応を心掛けています。厨房からの指示が飛び、従業員はぴりぴりした雰囲気で締りがあります。


サイドメニュー

 来来亭の人気の一つはサイドメニューの豊富さ。飲茶のほかに一品料理もそろっています。定食メニューも豊富です。幅広いお客のニーズに応えることができるので、なるほどいつもお客で一杯なわけです。
 今回は定番の餃子を注文する事にしました。


こってり

 こってりしょうゆラーメンです。葱多目と注文しただけあってたっぷりのボリュームです。
 来来亭のオーナーは京都を代表するラーメン屋「ますたに」で修行をされたとか。鶏がらを煮込んだ白濁スープは見た目よりあっさりしており、表面の背油でこってり感・まろやかな味わいを出しています。飽きが来ないように一味でまろやかさを抑えているようです。


めん

 麺は白く希望通りやや固め。スープに上手くマッチしているのではと思います。カンスイは控えめのようです。そのためかコシはそれほど強くはありません。太さは1.2mm位、種類はストレートです。麺屋絶品という地元野洲にある製麺所の麺を使用しているそうです。


チャーシュー

 チャーシューの数は数え切れません。切り落としの薄切り肩ロース(赤身)が散らばっていて食べ応えがあります。柔らかく煮込んであり、味もしっかりとついています。希望により脂身(バラか?)にしてもらう事も出来るそうですのでぜひ試してみてください。
 そのほか具はメンマが入っています。こちらはいたって普通。やや甘めに炊いています。


餃子

 餃子はちょうどいい焼き具合です。程よい具の量で味もまずまず。ラーメンの合間のちょうどいい箸休めになります。
 「お待たせしました」と丁寧な声掛けで運んできてくれます。



来来亭 野洲本店 訪問の報告
内容 評価
お店の様子 いかにもラーメン屋という感じです。
店員の態度 明るく元気で生き生きしている様子。
メニュー ラーメン、飲茶、定食、一品物でメニュー多い。
ラーメンの種類 醤油、味噌
食べたラーメンの名称 こってり(しょうゆ)
スープの濃度 こってり
麺の種類 ストレート
麺の太さ 普通(1.2mm位)
具材 ネギ、チャーシュー、メンマ
追加トッピング なし
講評  社長の豆田さん曰く「スタッフを料理人というだけでなく、経営者にしたい、夢をつかんで欲しい。」という方針が行き届いているのか、店員は皆生き生きとしています。それがラーメンの味を引き立てています。急激な成長もやはり経営者の思想によるものなのでしょう。ご馳走様でした。
場所情報 滋賀県野洲市妙光寺西ノ久保290
公式HP 来来亭
営業時間 11:00〜24:00
年中無休


最後までご覧いただきありがとうございました。

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