周平ラーメン(麺鮮醤油房 周平) 愛媛県松山市 (2007/09/20)
お彼岸に合わせて愛媛のお墓参りに行ってきました。旅の楽しみの一つはもちろん美味いラーメン屋でラーメンを喰らうこと。 今回は松山市に宿泊する事にしたので街で噂のラーメン屋に行ってきました。その名も周平ラーメンまたの名を麺鮮醤油房 周平と言うそうな。こだわりの強いお店ということだったので非常に楽しみです。
松山市の繁華街のど真ん中、大街道を一本は行った所にそのお店はあります。到着時間は14:00お昼の時間が終わろうとしているところでした。大きな看板が目印で、ぱっと見ラーメン屋かどうかはわかりませんでした。「麺鮮醤油房」と書かれています。自家製麺と醤油が自慢のお店ということです。お店のうたい文句には「無化調」とありますので、スープも期待しています。
中が見通せる入り口のガラス戸のとなりには自家製麺の製麺部屋がありました。外にはこのように工程が書かれてある看板があります。製麺風景は外からは丸見え。こうする事で作業者に緊張感を与えているとのこと。製麺機はこじんまりしたものでした。メーカーは大和製作所、良く聞く名前です。
」
ラーメンは醤油一本。ノーマル、チャーシュー、ネギの3種類。つけ麺、油そばというものもありますね。ご飯、おつまみ、アルコールがありますが、ほぼラーメン専門店といってもよいでしょう。 席はカウンターのみ20席ほど。厨房をカウンターで囲むといった形です。作業風景が一望でき、嬉しいばかりです。店内は節系のにおいがぷんぷんします。
店内はオーナーと数名のスタッフ。麺茹では時間で管理しているよう。丼に何か粉のようなもの、タレ、香味油を投入、スープを注ぐ。2名のスタッフで手際よく作り上げる。店内はレトロな雰囲気、「口上」という壁一面にはここのラーメンの「うんちく」がびっしり書かれています。期待は高まる一方。 これが周平ラーメン¥700
。トッピングは煮玉子、きざみネギ、チャーシュー、メンマ
炙りちゃーしゅーめん¥950。スープ、トッピングは周平らーめんと同じ。さらに刻んだ牛筋の煮込み?が少々、炙りチャーシューがどんと入っています。スープはまず魚介の強烈な香りがガツンと来てその後に醤油の風味がほんのり現れる。HPによれば風味の正体は「いりことさば節」。それ以外にも干網海老?の風味を感じましたが、いかに?。スープの旨味はやや少なく、旨味よりはむしろ風味重視のスープのようです。チャーシューは美味いがよりジューシーさを保持させた方が私は好きです。
自家製麺は普通の太さで固めの麺でした。かなり加水率は低いようでコシはあまり無く茹で時間も短めにしているのでしょう。食べ終わるまで伸びることはありませんでした。博多の麺よりは加水率がやや高い30〜35%位の間では無いでしょうか、舌に感じる刺激具合からかん水は3%くらいか。麺とスープとの相性はもう少しといった所。さっぱりとしたスープにはもう少し加水率高めでつるっとした方が私は好みです。
煮玉子はやや甘味があり美味い。突出した特長は無いものの、個性の強いスープと麺の中でほっとする一品。トッピングではなくはじめから入っているところが嬉しいですね。
周平ラーメン(麺鮮醤油房 周平) 訪問の報告
内容 |
評価 |
お店の様子 |
落ち着いてレトロな様子 |
店員の態度 |
無駄話なく、テキパキして気持ちよい |
メニュー |
ラーメン、ご飯類、おつまみ |
ラーメンの種類 |
あっさり醤油 |
食べたラーメンの名称 |
周平らーめん、炙りちゃーしゅーめん |
スープの濃度 |
あっさり |
麺の種類 |
ストレート加水率低め |
麺の太さ |
普通 |
具材 |
煮玉子、メンマ、ネギ、チャーシュー |
追加トッピング |
メンマ、煮玉子、チャーシュー、ネギ
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講評 |
ソムリエの資格をもつオーナーが開発したラーメンらしく、風味重視で個性のある一品でした。ほぼラーメン専門店ということで、今後の新作が気になるところです。 |
場所情報 |
愛媛県松山市一番町2丁目4−11
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公式HP |
麺鮮醤油房周平
営業時間昼11:30〜14:30 夜17:30〜翌2:00定休日:日曜日
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