かみさんの両親と姉さんファミリーで九州中部から北部にかけて夏休みドライブ旅行をしました。熊本の黒亭は島原行きの船の時間の関係で行列に並ぶまでしながら断念せざるを得ませんでした。（残念！！）ラーメンを食べたいという私のわがままを家族に聞いてもらって、旅の最終地、博多の地でやっとラーメンに有りついたのでした。
　

　博多駅前でレンタカーを返却する事になっていましたので、キャナルシティ博多にあるラーメンスタジアム２（通称：ラースタ2）でラーメンをいただく事にしました。
エスカレーターで５階まで上がるとそこにラースタの入り口があります。入り口前には「ラーメンギャラリー」なるショップもあります。
おみやげラーメンやラーメン丼まで売っています。

　「博多に来たのだから博多ラーメンが食べたい！！」という家族の強い要望で「だるま」「一幸舎」の選択になりましたが、おとうさんのご希望により「一幸舎」さんに決まりました。
既に行列ができており、２０分ほど行列で期待を膨らませながら待機です。

　並んでいる所の壁一面には日本地図と各地の有名ラーメン店のガイドが乗っています。九州地区ではこのようになっています。有名どころのお店がずらりと名を連ねています。これを見ながら並んでいると長い時間も忘れてしまいますね。なかなか良い工夫をしています。

　ラースタ2中央付近にはこのようにモニターが設置されていて、各お店のレボートが流れています。ラーメンの調理の様子やラーメンの特徴などのご主人へのインタビューなどが流れています。これも行列で退屈しないようにとの配慮でしょう。同じ内容の映像はラースタ2HPでご覧になれますよ。

　ようやく入り口に到着です。食券は入り口で自販機で購入します。席に着く前にお姉ちゃんに半券を切ってもらい、テーブルに着くとすぐにラーメンが出てくるようなシステムになっています。半券をきってもらうときに麺の固さについて注文できるようです。
　店内は非常に活気があり、元気な声が飛び交っています。店員さんの動きも無駄が無く機敏です。
　カウンター席は20席ほど4人掛けテーブルは4つほどありました。

　これがラーメンメニューです。大きく分けて醤油と塩に分かれています。定番は醤油のようですが、スープ本来の味を楽しむためにも今回は豚塩ネギラーメン￥750をチョイスしました。青ネギはどのラーメンにも入っているようで、あえて「ネギ」と書いているのは白髪ネギが入っているという意味のようです。
　カウンターには博多ラーメンらしく生ニンニクとつぶし機が置いてありました。また、トッピングは店内で頼めるようで、半熟味玉子、辛子高菜￥100、替え玉は￥150、その他飲み物、餃子、ご飯類もあります。

　替え玉を前提にしているためか、たっぷりのスープです。チャーシュー、青ネギ、白髪ネギがあることがなんとかわかります。また、内部にはキクラゲも存在し、食感を楽しむ事もできます。とんこつスープは野獣臭さがなく、濃度はやや濃い目ですが、脂系のこってりでは無くコラーゲンのこってりのため、さっぱりしていて実に美味い！！塩分もちょうど良い加減でスープも完食できます。途中でニンニクをつぶして入れると風味が変わりより美味しくいただけます。

　麺は博多ラーメンらしく極細麺、茹で加減は特に注文していませんでしたが、固めで出てきました。厨房が良く見えるカウンター席になったので、麺茹でのところが良く見えました。うどんテボで茹でて、湯きりはそば揚げで行っていました。麺に残った湯がスープの味にに大きく影響を与えるのでしょう。一つ一つしっかりと湯きりを行っていました。

　チャーシューは肩ロースか？。とろけるほどではないですが、良く煮込まれており柔らかいです。枚数は１枚でしたが、大ぶりで十分に満足できます。
そう言えば、白髪ネギが入っていましたがこれが非常に良くマッチしています。とんこつに白髪ネギは初めてでしたが、食感・風味が良く合います。なかなか良い組み合わせですね。

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